懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版) |
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トヨタ 1962 クラウン(MS40型) |
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1962年にトヨタから発売された2代目クラウン(MS40型)です。初代クラウンはずんぐりむっくりの観音開きクラウンで、いかにも「昔の車」という感じでしたが、この2代目は現代のクラウンの面影も感じられるほど近代的になっていますね。
1965年にはディスクブレーキやタコメーターを装備したスポーティグレードのクラウンSが設定され、裕福な車好きの要求にも応えるようになります。現在のクラウンアスリートの考え方は既にこの時から始まっていたんですね。
2代目クラウンが誕生した1960年代初頭、まだ要人車両はアメ車の大型セダンでした。そんな中、トヨタはその分野にも進出すべく、このMS40型クラウンのボディを少し拡大して、2.6リッターのV8エンジンを積み、『クラウン・エイト』として販売を開始します。これが後の『センチュリー』となります。
いま考えると、本格的な車社会が到来しようとしていたこの時期、2代目クラウンは高級車の様々なラインナップを整えた功労者といえますね。
クラウン・スーパーデラックス(MS41型)
全長×全幅×全高 : 4635×1695×1460mm
ホイールベース : 2690mm
車両重量 : 1310kg
最高速度 : 155km/h
エンジン : 直6OHC 1988cc 105PS
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