懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版) |
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トヨタ パブリカスーパー (UP20-KS型) |
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1961年に当時の国民車構想に基づきトヨタから発売された初代パブリカ(UP10型)。その後1966年には排気量が800ccに拡大され、UP20型としてマイナーチェンジしました。その時にスポーティモデルとしてラインナップに加えられたのがこのパブリカスーパー(UP20-KS型)。このモデルは1965年に発売されたトヨタスポーツ800と同じ、空冷800cc45馬力のエンジンを搭載したものです。
カタログの表紙からして見るからにスポーティです。帯には「新発売・行動派のスポーティ・セダン!」の文字。皮手袋をはめた左手がシフトノブを操るカットがいい雰囲気出していますね。
この時代、まだカローラが登場する前なので本格的なマイカー時代というわけではありません。仕事で使う商用車ならともかく、ごく普通の家庭の若者にとってこのカタログ写真のようにパブリカスーパーで女の子とドライブに出かけ、ギターを奏でるなんて姿は夢のような話です。お金持ちの若者にとっての「クルマ」は四輪の自動車でしたが、庶民の若者にとっての「クルマ」は二輪のオートバイでした。
さて、話は変わりますがこの不況下でホンダが赤字にならなかったのは二輪を造っているからです。途上国での二輪需要のおかげで他社のように赤字転落せずに済みました。さらに新型インサイトに続くハイブリット戦略で、小型ハイブリットスポーツ、CR-Zを近いうちに発表するとの話も聞かれます。なんだか原点に立ち返って再スタートをしているようですね。
トヨタさん、御社のハイブリットスポーツはレクサスブランドだけですか?
パブリカ・スーパー(UP20-KS)
全長×全幅×全高 : 3620×1415×1380mm
ホイールベース : 2130mm
車両重量 : 620kg
最高速度 : 130km/h
エンジン : 空冷2気筒水平対向 790cc 45PS
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