懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






トヨタ 1971 クラウン(MS60/MS70型)


 1971年に発売された4代目クラウン(MS60/MS70型)です。半世紀に及ぶクラウンの歴史の中で最大の失敗作と言われているクラウンです。トヨタのクラウンと日産のセドリック・グロリアはいつの時代もライバル関係ですが、いつもクラウンの方が売れていました、この代を除いては。つまりクラウン史上唯一の負け犬クラウンなのです。
 売れなかった理由は単純明快、「スピンドルシェイプ」と呼ばれる大胆なスタイリングが高級車を購入する上流階級の人々に受け入れられなかったからです。今考えると2ドアハードトップなどかなりイケてるスタイリングだと思うのですが、当時のクラウン購入者層からは軽薄に思われたのでしょうね。優れたデザインの車が売れるのではなく、売れる車のデザインが優れているということをきっとトヨタはこの時に学習してしまったのでしょう。
 時は流れて現在、アルファード、ヴォクシー、bBといった車が売れているようです。保守的な私にはまったく理解できませんが、きっと売れているから優れたデザインなのでしょうね。

クラウン・セダン2600スーパーサルーン(MS65型)
全長×全幅×全高 : 4680×1690×1420mm
ホイールベース : 2690mm
車両重量 : 1360kg
最高速度 : 165km/h
エンジン : 直6OHC 2563cc 140PS




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