懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






日産 1972 ローレル・ハードトップ(C130型)


 1972年に日産から発売された2代目ローレル(C130型)のハードトップタイプです。
 130型ローレルは4ドアセダンと2ドアハードトップがありましたが、リアのデザインが異なり、ハードトップはバンパーにテールランプを埋め込むというちょっと変わったデザインになっていました。当時この後姿を見て『ブタケツ』とは思いませんでしたが、これではバンパーの意味がないのではないか?と思っていました。
 このカタログ写真を見る限り、『ブタケツ』というイメージには至らないのですが、このローレルは『ゆっくり走ろう。ゆっくり生きよう。』という本来のハイオーナーカーとしての役目を全うした後、中古マーケットへ流れてからは『賑やかにみんなで走ろう。赤信号、みんなで渡れば恐くない。』というキャッチフレーズとともに活躍する車となっていきます。
 新しい性格を与えられ、第二の人生を歩むことになったC130型ローレルは、徐々に車高が下がっていき、ネガティブキャンバー角が大きくなっていきます。(いわゆるハの字シャコタンってやつですね)
 するとだんだん『豚のケツ』みたいに見えてくるから不思議です。場合によっては跳ね上がった尻尾(マフラー)まで付いているのもありましたから、皆さんとても創造性に富んでいましたね。特に綺麗なピンクでオールペイントされたローレルなんて、思わず食べたくなってしまうような、まさしく『ブタケツ』でした。

ローレル・ハードトップ・2000SGX(KHC130型)
全長×全幅×全高 : 4500×1680×1405mm
ホイールベース : 2670mm
車両重量 : 1205kg
エンジン : 直6OHC 1998cc 125PS




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