懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






三菱 1976 ギャランΣ(A131/133型)


 1976年に三菱から発売された3代目ギャラン(A131/133型)です。この代からセダンには「Σ」というサブネームが付きますので、初代ギャランΣでもあります。
 「Σ」というサブネームを浸透させるためなのかどうか分かりませんが、表紙は「Σ」の一文字のみ。かなり手を抜いています。「Σ」といえば数学で頻繁に使うギリシア文字で、ある出版社では「シグマベスト」として学習参考書を展開しているぐらい。文系人間にはちょっとアレルギーのある記号です。そんな記号を車名にしてしまうぐらいですから、三菱の技術者魂はなかなか侮れませんね。
 さて名前はともかく、このギャランΣ、日本車離れしたスタイルのためか、当時実際の大きさよりもずっと大きな車に見えた記憶があります。Σ登場前の三菱車はどちらかというと地味な車が多かったのですが、このギャランΣが成功してからは、ちょっと「派手系」の車が多くなっていきましたね。
 ギャランΣのクーペ版がギャランΛ、かなり派手な車でした。ギャランΛの後継となったスタリオン、とても派手でした。スタリオンの後継となったGTO、派手を通り越していました。
 いろいろな面白い車を発売して車好きを楽しませてくれた三菱ですが、リコール隠し問題後、正統派のすばらしい車を出すようになりましたね。現在のギャラン・フォルティス、とてもいい車だと思います。

ギャランΣ・2000スーパーサルーン(A133型)
全長×全幅×全高 : 4330×1670×1360mm
ホイールベース : 2515mm
車両重量 : 1130kg
エンジン : 直4OHC 1995cc 105PS











































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