懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版) |
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トヨタ 1977 カリーナ(TA40/RA45型) |
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1977年にトヨタから発売された2代目カリーナ(TA40/RA45型)です。このカタログは79年のマイナーチェンジで角型4灯ライトに変わったもの。「走りへの新しき情熱。」というまったくトヨタらしくないコピーとともに紹介されるカリーナのスタイルはいかにもスポーティでよく走りそうに見えますね。
さて、この2代目カリーナなのですが、実は外見上からもよくわかる部分で、新技術が取り入れられているものがあります。画像を見ればすぐにお分かりですね?そうです。バンパーがウレタンバンパーになっているんです。このカリーナでいうと、3枚目までのハードトップはウレタンバンパー、4枚目のセダンは従来の銀色バンパーに一部クッションを貼り付けてあるもの。ちなみにマイナーチェンジ前の2代目カリーナはクッションなしの銀色バンパーです。
カタログ中では特別装備としてウレタンバンパーが解説されており、「軽い衝撃を、内部のウレタンフォームがやわらかく吸収して、ボデーにほとんど影響を与えません。またスタイルを引き締めます。」と記載されています。確かに黒いウレタンバンパーのハードトップは引き締まった表情をしていますね。
現在ではボディ同色の樹脂バンパーが主流で、完全に車体デザインと一体化していますから、どこからがバンパーなのか判別できないようなものも珍しくありません。スタイルはウレタンバンパー時代以上におしゃれになりましたが、その代償として「バンパーをちょっとこすっただけでウン万円」という修理代がかかるようになってしまいました。ある意味バンパーがないのと同じですね。
カリーナ・ハードトップ・1800EFI ST(TA47型)
全長×全幅×全高 : 4435×1630×1345mm
ホイールベース : 2500mm
車両重量 : 1030kg
エンジン : 直4OHC 1770cc 105PS
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