懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






トヨタ 1979 カローラ・レビン(KE70/AE70/TE71型)


 1979年にトヨタから発売された4代目カローラ(KE70/AE70/TE71型)です。このカタログはハードトップ、クーペ、リフトバックのもの。
 表紙からしてかなり走りを意識した「熱い」カタログになっています。
 「多くのクルマ達が虚飾の中に置き忘れてしまった走りの本能が、3つのフォルムとなって80年代の世界の道を駆け巡る」
 「カローラから広がる新しいライトウェイト・スポーツの世界。大切なのは、実際にコックピットに身をうずめ、ハンドルを握ったフィーリング。」
 どちらもカタログ中の文章です。「虚飾」ばかりのクルマを乱発しているメーカーのカタログとはとても思えませんね。
 カローラ・レビンといえば「頭文字D」の影響でこの次の代が根強い人気を持っていますが、それ以外のレビンも常にライトウェイトスポーツの代名詞でした。
 先日発売されたカローラアクシオGTが起爆剤となってまたこういうクルマがたくさん出てくれると嬉しいのですが、カローラ店の店長さんとお話した限りではちょっと難しそうな予感。

小生:「最近のトヨタさんはこういうクルマ出してなかったから、こういうの出るとちょっと嬉しいですね。」

店長氏:「今の若い人はお金を持っていない。その親もお金を持っていない。お金持っている人はレクサス買っちゃう。このクルマ(アクシオGT)は今買っておけば絶対にプレミア付きますよ。」

 どうやら営業の最前線ではライトウェイトスポーツの復活なんてまったく念頭にないみたいです。新しいカローラGTのセールスポイントは希少価値による将来のプレミア価格。さすが販売のトヨタです。走りの楽しさよりもお金儲けの楽しさ。なんだか妙に納得してしまった店長さんとの会話でした。

カローラ・クーペ1600レビン(TE71型)
全長×全幅×全高 : 4240×1625×1325mm
ホイールベース : 2400mm
車両重量 : 990kg
エンジン : 直4DOHC 1588cc 115PS




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