懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版) |
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トヨタ 1979 トヨエース(Y20/30型) |
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1979年にトヨタから発売された4代目トヨエース(Y20/30型)です。先代まではセミキャブオーバータイプでしたが、この代からキャブオーバータイプに変更されましたので、現在のトラックに慣れた目で見ても特に違和感は感じませんね。とはいえ、標準設定色にオレンジ色が設定されている点には違和感を感じます。この代のトヨエース、青と白はよく見かけたのですが、オレンジ色は一度も見たことがありません。販売比率はどれぐらいだったんでしょうね。
さて、このトヨエース、仕事でよく乗っていました。カタログでも大きく紹介されている『新採用、高回転・高出力のL型ディーゼル』モデルです。トヨエースとして運転している分にはそれなりに可もなく不可もなくのエンジンだと感じていたのですが、このL型ディーゼルエンジンは同時期のマーク2やクラウンにも搭載されていました。
このエンジンが搭載されたクラウンにもよく乗っていたのですが、クラウンのエンジンとしては“可はなく不可だけの”エンジンだと思っていました。当時はディーゼルがブームだったので仕方のないことですが、やっぱり用途によって向き不向きはありますね。パワーユニットも適材適所、間違えるとちょっと歪なクルマが完成してしまいますね。
現在トラックには触媒やフィルターによって排出ガス規制をクリアできる状態のディーゼルエンジンが搭載されていますが、今後のトラックのパワーユニットはどうなっていくんでしょうね。現行トヨエースにはディーゼルハイブリットのグレードもあるようですが、積荷を少しでも多く運びたいトラックに重いモーターやバッテリーを積んだシステムというのはいかがなものでしょうかね?
日本ではあまり良いイメージのないディーゼルエンジンですが、欧州では現在乗用車の新車販売において約半分を占めている主流派エンジンです。日本メーカーも欧州市場向けに次世代ディーゼルエンジンを続々と開発・投入している状態ですので、近い将来、次世代ディーゼルエンジンがトラック・乗用車問わず日本でもブームを引き起こすかもしれませんね。
なんといっても日本はブームが来たらそれ一辺倒になるお国柄ですから。
トヨエース・ロングデッキ・ジャストロー・1.5t積み(LY30型)
全長×全幅×全高 : 4690×1690×1975mm
ホイールベース : 2515mm
車両重量 : 1455kg
エンジン : 直4OHCディーゼル 2188cc 72PS
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