懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






ホンダ 1987 プレリュード(E-BA4/BA5型)


 1987年にホンダから発売された3代目プレリュード(E-BA4/BA5型)です。低く流れるようなスタイリングでデートカーの代表車種でした。S13シルビアが発売されるまではデートカーの代名詞といってもいいぐらいでしたね。このクルマが街にあふれていた頃はもう20年も前になってしまうのですが、いまだに私の頭の中では「プレリュード」と聞くと、「シルビア」「テニスサークル」「ディスコ」が連想され、プレリュードに乗っていたナンパな友人の顔が思い出されてしまいます。
 まあイメージはともかく、この3代目プレリュード、技術的にはとてもすばらしいクルマだと思います。なんと言っても世界初の機械式4WSシステムが導入された市販車として有名ですね。恥ずかしながら4WSのクルマには乗ったことがないのでどんな感覚なのかは分かりませんが、カタログによると高速時は前後輪が同方向に操舵されて自然なレーンチェンジを実現し、車庫入れなどの低速時には逆方向に操舵されて小回りしやすくするとのこと。きっとすばらしい技術なんだとは思いますが、もしシステムが故障して常に同方向、同角度で前後輪が操舵されるようになると全く曲がらないクルマになってしまいますね。機械的に操舵しているからこんなことは起こらないでしょうけど。
 個人的には車庫入れ時限定で動作する「後輪用ステアリング」、それもフォークリフトのような広い操舵角があるものを付けてくれたら都会の狭い駐車場に車庫入れするときに便利だと思うのですが、ちょっと操作が難しそうですね。


プレリュード・2.0Si(E-BA5)
全長×全幅×全高 : 4460×1695×1295mm
ホイールベース : 2565mm
車両重量 : 1150kg
エンジン : 直4DOHC 1958cc 145PS





































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