懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






スズキ 1988 アルト・ワークス(CL11V/CM11V型)


 1988年にスズキから発売された2代目アルトワークス(CL11V/CM11V型)です。初代アルトワークス(CA72V/CC72V型)は前年に2代目アルトの特別シリーズとして誕生しました。88年にアルトが3代目にフルモデルチェンジしたことにより、アルトワークスも初代のじゃじゃ馬ぶりそのままに2代目となりました。
 87年に初代アルトワークスが誕生したとき、軽自動車でありながらツインカムターボエンジンを載せたホットモデルとしてずいぶん話題となりました。現在も続いている軽自動車の64馬力規制は初代アルトワークスの出力が元となっています。
 さてこのアルトワークス、550ccで64PS・リッターあたり117PSと、カタログでもエンジンの高性能さが詳しく紹介されています。現在でも根強いマニアが存在しているように、その走りは軽快を通り超えてちょっと怖いぐらいでした。
 昔よく行っていたスナックのお姉ちゃんがちょうどこの型のアルトワークスに乗られていたので、何度か運転させてもらったことがあります。まるでカートを運転しているような感覚で、好きな人にはたまらない運転フィーリングだと感じましたが、ちょっと過激すぎるような気もしました。いずれにせよ軽自動車の世界に新しい価値観を持ち込んだ名車であることは間違いないですね。
 アルトワークスには何度か乗らせてくれたお姉ちゃんでしたが、お姉ちゃん自身には一度も乗らせてくれませんでした。まあ会社の交際費でちゃんと取引先の方と一緒に「仕事で」行ってただけだから別にいいけど・・・。バブル期ならではの感覚ですね。

アルト・ワークス4WD・RS/R(CM11V型)
全長×全幅×全高 : 3195×1395×1400mm
ホイールベース : 2335mm
車両重量 : 660kg
エンジン : 直3DOHCインタークーラーターボ 547cc 64PS











































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