懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






スバル 1992 インプレッサ(GC型)


 1992年にスバルから発売された初代インプレッサのハードトップセダン(GC型)です。20年前に発売されたとはいえ、このモデルは2000年まで販売されていましたからまだ街中でもよく見かけますね。インプレッサといえば高性能なWRXの存在感が極めて大きいですが、このカタログで紹介されているノーマルモデルの地味なスタイルも個人的にはとても好きです。

 さて、この初代インプレッサ、下位グレードのCFなどはまるで銀行の営業車のように地味な小型セダンに見えますが、初代レガシィと共通部分が多く、レガシィの小型版ともいえるクルマです。ライバルの三菱ランサー同様、この手のクルマの廉価グレードって内容を考えるととてもお買い得なんですよね。

 ちなみに同時期のインプレッサやランサーと競合するはずのカローラ、メーカーの規模が大きいだけあってグレード展開のバリエーションが豊富で、営業車用の廉価グレードにはしっかりと4速MTや3速ATといった廉価グレード用トランスミッションまで用意してくれているんです。まあユーザーにとってはあまり嬉しくない配慮ですね。

 上級車種のパーツをアレンジしてお手頃サイズにまとめるというインプレッサの成り立ちは現在も同様で、現行型インプレッサもレガシィを始めとする上級車種のパーツをうまくまとめてとてもよいクルマに仕上がっていますね。個人的には現行型インプレッサのG4は現在販売されている国産車の中で大きさ、価格、内容等を含めてもっともバランスが取れた良いクルマではないかと思っているほどです。あの内容で150万円台(1,554,000円)のグレードがあるんですものね。スバルって大したメーカーだ、と感心しながらスバルのホームページを見ていると、ルクラとかいうOEMの軽自動車にはインプレッサよりも高い価格(1,555,000円)が付いています。やっぱりスバルって大したメーカーだ、と改めて感心してしまいます。クルマの価格というのは電気料金と同じぐらいよくわからないものですね。

インプレッサ・ハードトップセダン・1.5CX(GC1型)
全長×全幅×全高 : 4350×1690×1405mm
ホイールベース : 2520mm
車両重量 : 1050kg
エンジン : SOHC水平対抗4気筒 1493cc 97PS

(2012年6月11日)




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