懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版) |
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ホンダ 1993 インテグラ(DC1/2型、DB6/7/8/9型) |
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1993年にホンダから発売された3代目インテグラ(DC1/2型、DB6/7/8/9型)です。プロジェクター4灯ヘッドライトが特徴的でしたが、少々不評だったようで2年後のマイナーチェンジでごく普通のホンダ顔に変更されてしまいましたね。まだごく最近のクルマのような気がしますが、もう発売から20年経っているんですね。とはいえ、この代のインテグラの場合、2001年まで生産が続けられましたから、まだ街中でちょくちょく見かけますね。
さて、この3代目インテグラ、現在でも街でよく見かけるのはやはりモデル途中で「タイプR」が設定されたからだと思います。もともとスポーティなクルマですが、「タイプR」のような象徴的なモデルが設定されると、タイプRだけでなく他のモデルも人気が出て後々まで大切に扱われるようになるんですよね。
本来このクラスの国産車で、タイプRのような特殊なグレードでないクルマなら、15年、20年落ちで走行距離10万キロ以上というような状態だとまず価格が付きません。でもこのインテグラ、中古車市場ではそのような状態のものでもそこそこいい値段が付いています。結局、人気の高いクルマはオーナーが変わっても10年後、20年後、さらにもっと後まで大切に扱われ、そうでないクルマはまだ十分乗れる状態であっても国内から消滅していくようですね。
インテグラ・タイプRやランエボ、GT-R等、燃費は悪いですが1台世に出せばそれが何十年も大切に「クルマ」として扱われます。結果として大量に売りさばかれ、エコ替えを繰り返されるエコカーよりもそれらの人気車種のほうがエコなのかもしれませんね。
自動車税制見直しの議論がチラホラ聞かれるようになり、近々抜本的な変更があるかもしれませんが、おそらくどんどん買い替えを促すような税制になっていくと思います。新品の鉛筆を最初に一度削り、芯が丸くなってきたら再度削ることなく次の新品の鉛筆を削るような消費行動が一般的になってくると、鉛筆メーカーは最初の1cmしか芯が入っていない鉛筆を販売するようになるかもしれません。現実に今のスマホやタブレットは5年、10年と使い続けることは想定されていないような気がします。クルマはそのような性格の製品にはなってほしくないものですね。
インテグラ・3ドアクーペ・SiVTEC(DC2型)
全長×全幅×全高 : 4380×1695×1335mm
ホイールベース : 2570mm
車両重量 : 1100kg
エンジン : 直4DOHC 1797cc 180PS
(2013年10月28日)
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