懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版) |
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ホンダ 1994 アコードワゴン(CE1型) |
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1994年にホンダから発売された2代目アコードワゴン(CE1型)です。カタログにも記載されている通り、『ワゴンの本場アメリカという絶好の環境のなか、アメリカ人開発者の自由で大らかな発想』から生まれた生粋のメイド・イン・USA車種であり、米国で生産されたものが国内で輸入販売されていました。
さて、このアコードワゴン、国内ではかなりの人気車種だったことは皆様ご記憶にあると思います。一般的に海外現地法人にて開発、生産された車種を輸入して国内販売すると不人気車になるケースが多いですが、このクルマは稀な事例でしたね。当時、知人でこの型のアコードワゴンに乗られていた方が、自宅駐車場で盗難に遭ってしまいました。幸い保険に入っていたようで、また同じクルマを購入したようですが、盗難に遭うのも人気車種だからこそですね。きっと同時期のトヨタ・セプターなら盗難に遭わなかったと思います。
ところで、この型のアコードワゴンは派手なエアロパーツで着飾っておられるオーナーさんがとても多かったような記憶があります。人気車種だから数多くのパーツが販売されたのか、数多くのパーツがあるから人気車種になったのかはわかりませんが、おそらく双方の条件が良い方向へ重なって絶大な人気を勝ち得ることになったんでしょうね。個人的には、ぬめっと垂れ下がっているように感じられるお尻があまり好みではありませんでした。もっとも、その部分がこのアコードワゴンの魅力でもありましたから、人気車種となる秘訣というのはわからないものですね。
2代目アコードワゴンの時代からさらに時は進み、グローバル経済の度合いも当時とは比較にならないぐらい大きなものになってきました。人、物、金、情報がいとも簡単に世界中を駆け巡り、グローバル企業だけでなく、個人レベルでも簡単に国境を越えられるような時代になりました。私のラジコン仲間は近所の模型店で部品を購入するのと同じ感覚で海外の模型メーカーに部品を発注し、航空便で受け取っています。海外アーティストの楽曲をネット経由で家にいながらにして購入することなどいまどきは高校生でもまったく珍しい行為ではありません。
しかしながら、いくら国境を越えることがごく普通のことになったといえども、国境の向こう側の人々は言葉も異なれば文化も習慣も異なります。クルマの輸出入が上手くできるからといって文化や習慣の輸出入ができるわけではありません。誰もが手軽に全世界に向けて情報発信できる時代だからこそ、その情報を受け取った側がどんな感情を持つのかということもしっかりと考えて日々の行動を行いたいものですね。
アコードワゴン・2.2Vi(CE1型)
全長×全幅×全高 : 4770×1780×1455mm
ホイールベース : 2715mm
車両重量 : 1370kg
エンジン : 直4SOHC 2156cc 145PS
(2015年1月25日)
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